令和５年度も引き続き鈴谷小学校ＰＴＡ会長を務めさせていただくことになりました。今期で会長４年目となる山上辰典です。どうぞよろしくお願いいたします。
コロナ禍を経て鈴谷小学校ＰＴＡでは様々な事業の進め方や体制を見直してきました。これまで大切に育み継続してきた地域との繋がり、子ども達の安全と安心を維持しながら、活動そのものを行う私たち親世代の家庭事情や働き方に合う活動を進めています。
PTAは「保護者が関わりを持ちながら子ども達の学ぶ環境を良くしていきたい」という思いが基本にあります。 それに加えて楽しく気軽にＰＴＡ活動に参加できるとよいですよね。この気持ちを大切にし ながら、より多くの保護者が今の生活スタイルのまま出来るだけ無理なく気軽に参加できる 活動に変えていきたい、そんな思いから始めた取組みの１つがコミュニケーションツールKintoneの導入です。
新しいコミュニケーションツールは時間や場所を選ばずに子どもたちへの支援ができるインフラです。昨年度の施行運用を経て今年度からは全保護者へ利用者を拡大予定です。このデジタル化が進んだことで、デジタル推進を担う委員では男性が多数の委員会となりました。これまで参加したくてもできなかった男性から積極的に手が挙がったことは大変喜ばしいことです。また、作業や役割が見直されたことにより委員数を約30％縮小することができました。
単に大変だから止めてしまったり、効率化省力化を目的にするのではなく、「子ども達の学ぶ環境を良くしていきたい。」この本質を忘れないようにしたい。Kintoneの導入は本当にやるべきこと、やめてしまうこと、改善すべきことを真剣に考え実行していくためのとても大切で大きな１歩です。
一方で、長いコロナ禍に多くの活動が自粛を余儀なくさせられた結果、地域と関わる機会が失われてしまいました。コロナ禍においても子ども達の安全と安心は常に地域に支えられてきたことをより多くの保護者、そして子ども達が再認識する必要があります。今年は地域の方々へ改めて感謝を伝えられるような１年にしたいと思います。
子どもたちの笑顔と成長を支援できるよう頑張りますので、１年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和５年度 鈴谷小学校PTA会長 山上辰典