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【与野西中学校】令和2年度PTA会長挨拶

 「同じことなら笛吹いて」

 

 令和2年度、PTA会長を務めさせていただきます仲井千馨子と申します。与野本町小学校の時と同様に、川井俊幸会長から再びバトンを受け取り、会長となりますことに、ありがたさとご縁を感じております。

 私は、何年もPTAというこの組織に関わってまいりました。その中で毎年新しい役員さんと出会い、たくさんの保護者の皆さんと一緒に活動を進めておりました。

 私は、この「みんなでやる!」ということが好きで、活動を通して、お互いが忙しい中でも、顔を合わせて、話し合い、知り合いになって、活動だけではない何かを自分の中に感じて成長してもらえれば、、そんな思いで全体を見守っております。

 また今年度もそんな当たり前のスタートの春が来るんだ、と思っていたら、新型コロナウイルスの影響で、なかなか始まらない空白の日々。気軽に集うこともできず、学校と共に思考錯誤する毎日は今も続いております。

 

 そういった中での冒頭の言葉です。

 

「生まれたからには生きていく。同じことなら笛吹いて」

 

 児童文学作家の川村たかし先生の言葉だそうです。

 私はいつもお気に入りの後半しか思い出せずにいるのですが、「同じことなら笛吹いて」の一節を時折思い出しては、ああそうだった、と日の光に当たったように明るい気持ちになるのです。

 

 子どもたちも学校もとても大変な時ですが、こんな時だからこそ、PTAとして学校に協力し、保護者同士の繋がりを大切にできるように、そして、同じことなら笛吹いて!どんな時でも人として原点を思い出せるような私たちでありたい。

 そんなことを思いながら、今年度の活動は無理なく温かく進めていけたらと考えています。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 令和2年度 与野西中学校PTA会長 仲井千馨子